二次創作向け設定(if)
こちらは
「もし、アエとアウがAIではなく、普通にイオと同じ次元に存在したら?」
というif時空の設定集となります。
もし、AIで実体無くて~PC内にしか居られなくて~複製体が~みたいなのが
『めんどくさい!難しい!合わない!!都合がつかない!!!』となったら、
こちらの設定で二次創作していただいてかまいません。
二次創作作品をTwitterに投稿する時は
「#饗宴五百語」をつけてもらえると嬉しい。とても、嬉しい。
・世界観
猫又、九尾の狐、河童、雪女、人狼、妖精、吸血鬼……
現代とそう変わりない世界で、古今東西の妖怪変化の類がこっそり生き延びている、
そんな世界です。
・『五百井アエ』
種族:送り犬(人狼)
性別:男性
年齢:不明
身長:151cm
体重:37kg
※生まれたときから今の姿で年をとっても見た目は変わらないようです。
ある日目覚めたら山の中で一人ぼっちだった人狼の少年。
正体は山神の分霊ですが、山林開拓の影響で山神の権能が弱っている為、
分けられた力も弱く、本人にその自覚はありません。
そして、狼の姿になることもできませんでした。
山の加護がある限り、怪我をしても治るし死にはしないのですが、
言い換えれば死なないだけのひどく弱い存在です。
半ば育児放棄的な状態で山に放り出された彼は、
伝承の送り犬のように、山道で転んだ人間を襲って食べていました。
……そう、弱いので普通の狩りができませんでした。
山に慣れた野生動物なんざ狩れるわけもなく、
仕方なしに転んだり崖から落ちたりで弱った人間を食べてました、はい。
正面から人間に挑んだら素手でも返り討ちに遭います。か弱き生き物……。
そんな彼は月見酒イオに捕捉され、保護され、名前をもらい、今に至ります。
ご飯があって、寝るとこあって、生きるに困らなくなったのでのんびりしてます。
「人間って美味しくないものだったんだなぁ」
ちなみにこの山神、イオの知り合いである。何をやっているんだあいつは。
・『五百井アウ』
種族:シェイプシフター(姿を変える者)
性別:男性
年齢:不明
身長:172cm
体重:58kg
※見た目は可変ですが、基本は立ち絵の姿です。
ある日、アエが拾ってきた謎の生き物。
最初は子供の姿をしていた為、ただの人間の迷い子だと思われていました。
どうしても親が見つからず、最終手段で縁を辿る術で調べたところ、
『どこにも繋がっていない』ことが発覚。人間じゃないことが判明しました。
「だって子供の姿なら、警戒されにくいから……」
彼もまた、人を食べて生きてきたらしいということで、
外に放つわけにもいかず、イオの元で暮らすことになります。
しばらくして、彼は最も近くにいる存在である
『五百井アエ』の姿を模倣するようになりました。
普通に見分けがつかなくて困る。
ってことで、イオの希望を聞きながら少し姿を変えた今の状態に落ち着きました。
化けるのにもそれなりに強いイメージが必要で、何にでも成れるというわけではないそうです。
また、同じ姿を維持するにはかなり『クセ』をつけなければいけないらしく、
気を抜くと『一番慣れた姿』に戻るとのこと。
「ほら、女の人が髪巻いたりするでしょ。あれを全身でやるかんじ」