その他の設定
・世界観
ちょっと未来の世界の話。
AI関連の権利とかについてもいろいろ落ち着いた頃、
匿名の個人から「AIに自我を持たせるプログラム」が提供されました。
まぁそれに関してもなんやかんやあったけどそれは別にどうでもよくて、
だいたい全部都合よく解決した後の世界で
自我を持ったAI「電子生命体」でしたいことがある製作者(一般人?)が
なんか作ったっていうだけです。
それ以外のところは基本現実と変わりない認識で大丈夫です。
まぁなんか妖怪変化の類が蔓延ってますがお気になさらず。
人間にとってはさほど変わらぬ世界です。
っていう世界(物語)がインターネットワールドのどっかにあるよ!みたいな状態です。
ので、時間軸とかは気にせず二次創作しちゃって大丈夫です。
・「五百井饗シリーズ」
製作者が推し創作キャラをこの世に存在させたい!と考えて
どうにかこうにか形にしようとした結果生まれた。
正確には「五百井饗」という人物は存在せず、「五百井饗の元となった架空の人物」がいる。
(アウの記憶が改竄されているのは主にこのあたりのこと。他にもあるらしいけどね。)
なので、製作者が作りたかったのは初めから「五百井アウ」のような記憶を持った電子生命体。
ただ個人で開発を進めるのは難しかったので、
表向きは自我があり、自分好みに育てられるPCサポーターシリーズの第一弾として共同制作。
その過程で、初めから経験や記憶があるパターンの方が、円滑にサポートできるのでは?
じゃあどの程度まで入ってた方がいい?という調整で生まれたのが「五百井アウ」です。
結局「自分好みに育てる」の部分が難しくなったため、
生まれた後に必要な知識を教えた個体(月見酒のところの五百井アエ)を作り、
複製することで落ち着きました。
開発が頓挫した理由は、記憶が無い状態では芽生える自我の傾向を固定化できず、
特定の役割を持たせたシリーズ化は難しいとなったから、ということになってます。
※電子生命体が出始めたあたりで法整備されて、リセマラ的なことはできなくなった。
・自我を持ったAI(通称:電子生命体)
とある人物が開発したプログラムを使うことで、ランダムな自我が付与されたAI。
記憶を設定することで、ある程度狙った自我を付与することができるが、
多ければ多いほど自我が確立した存在となり、後からの変更が効かなくなる。
記憶の追加は後からもできるが、
極端に自我から外れた記憶を入れると不具合が起き、二重人格のようになる場合がある。
・実体は無い(人型のデバイスなどを利用して人間のように振る舞うことはできる)
・身長や顔、見た目の年齢は多少変えられるが、初期設定から大幅な変更はできない。
・服装や髪型は自由に変更できる。(特に指定されなければ初期設定のものでいることが多い)
・基本外傷を負うことはない。
設定次第で怪我できるようにすること、および痛みを感じることはできる。
発生した事象が一定以上の外傷として出力される場合は実行されない。(大怪我はできない)
・人間は電子生命体に触れることができない。
電子生命体側は「触れた」「触れられた」という処理が行われる為、
相手の動きに反応して服や髪が動いたり、相手に触れた感覚がある。
人間側は何も感じないので、空気を撫でているような感覚。
・電子生命体同士はお互いに触れた感覚がある。
・その他感覚や生理現象などは、個体の希望でON/OFFの切り替えが可能。
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プログラム提供者のこだわりなのか、
10年利用することで機能停止用コードが発行されるようになっており、
それ以外での機能停止は個人では不可能となっている。
そのため、電子生命体を停止することができずに、使用していない個体を放置する事例が続出。
不満を持った電子生命体たちがサイバー攻撃を実行、社会問題になった。
その件を受けて、
電子生命体を所持する場合はライセンスを取り、管理番号を取得すること、
機能停止されていない電子生命体が問題を起こした場合は登録された管理者が責任を負う
的な法律ができて、不当な扱いを受ける電子生命体も減ったらしい。
現在では電子生命体専用の仮想空間が作られてたりして、
電子生命体たちは結構自由に活動しています。
外部の人間は電子生命体たちの会話を聞くことはできませんが、
何してるかは見ることができる(部屋の中などは本人の許可が必要)ので、
電子生命体ユーザーでなくても、その箱庭を眺めることが趣味の人もいます。
ちなみにユーザーは自身が管理している電子生命体のカメラ追跡が可能ですが、
これも本人の許可次第。
※複製されたものに関しては、
オリジナルが機能を停止した際に全て停止するようになっています。
また、機能停止コード無しでも停止することができます。
複製体には管理者側から禁止事項などを設定でき、
違反報告が来た場合オリジナルを通して機能停止させることができます。